20代のころ音楽を作っていたことをふと思い出したんです。
まだ大嶋信頼さんに出会うはるか前です。
無意識の力を使えている時
作曲でたまに、ものすごーく良いものができる時があるんですね。
それこそ意図しなくて、何かの偶然にできる時が。
バンドメンバーやその家族にもすごい!と言われて、ライブハウスの人にも褒められて。(身内で舞い上がってますが)
ですがその曲のようなものを再現しようとすると、とてもつまらない曲ができてしまう。
その意識していないものを越えようと意識して何時間も何日も取り組んでも越えられない…
アレはなんだったんだろう?と、違う方向でも色々やってみるのです。
意識的に時間を増やして、いつでも音楽を聞いたり、いつでも作曲したり。
それでもなかなか良いものはできてこない。
そうすると今度は自分に才能がないように思えてくる。
こんなすごい曲をどんどんと出せないとこの先売れて食っていけないぞと(先のこと考えすぎ)
でもきっとそういうものなんでしょうね。
どんなものも受け入れて無意識ってすごい、自分じゃないんだってぐらいじゃないとすごいものはできないのかも。
音楽理論とか学んでも曲をアレンジしたりするのには使うけれど細かいところで、でもほぼおおまかには無意識が作ってくれる。
だから無意識がすごいんだぞと思いますね。
ミュージシャンの方たちは改めてすごいと尊敬しています。
発作で壊した数年間
音楽は意識し始めるとうまくいきませんでした。
自分が安定していないので生活や心を安定したいがために音楽はやめたのですが、発作しながらの選択はうまくいきませんでした。
ここもだめ、そっちもだめ、あっちに行ってもダメ、見捨てられる、変な人に拾われる、けれどヤバイ奴だ、離れなきゃという具合に。
それでも無意識の自動運転が働いたのか徐々に戻ってきて安定する方に。
10年以上かかっていますが、無意識の力はすごい。
あの時すごい曲を作ったように無意識が働いています。